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広域・同時多発災害対応訓練

Publish :
2023.12.05
Category :
アスカだよりスタッフブログ

事務パートタイマーの玉置です。

 

12月3日

和歌山県社会福祉協議会(県災害ボランティアセンター)による

新宮市と太地町で広域・同時多発災害対応訓練があり、

新宮市災害ボランティアセンターは新宮市福祉センターで

太地町ボランティアセンターは旧グリーンピア南紀多目的センターで。

 

私も災害ボランティアとして参加する予定でした。

ボランティア受付役とボランティア活動役に分かれての訓練です。

私はいつも受付役をしているので、今回は活動役を経験したいと思っていました。

しかし、日本時間2日の午後11時37分頃、

フィリピン南部ミンダナオ島付近を震源とする

マグニチュード7.6の地震のため、日本沿岸にも津波の危険があり、

相筋河川敷~新宮港沿岸部にかけて避難指示が発令されたため

大規模訓練は早朝に中止の連絡が入りました。

 

中止!

 

この判断も、大きな大事な防災訓練だと感じました。

 

この地方で経験した2011年の『紀伊半島豪雨災害』からの教訓。

平和慣れした人々には災害の規模もあまり把握されなくて、

ボランティアセンターが立ち上がったのも1週間後

新宮市でも奥熊野の被害は甚大で道路も寸断され、

初動活動が大幅に遅れました。

自力回復が困難な高齢者が多く、

途方に暮れた人々も多くいました。

 

それでも、情報が回るようになってからは、

災害が少なかった地域の方々、日本全国からかけつけて

くださったボランティアのお陰で、

住民もやる気と元気を取り戻し、今日の復興につながることができました。

 

この教訓を生かし、翌年からはボランティアセンターの立ち上げ訓練。

被災者のニーズに寄り添う訓練。

炊き出し訓練。などなど

年を追うごとにバージョンアップして訓練を重ねてきました。

私も駆けつけてくださったボランティアの方々に感謝の気持ちをお返しするには

やはり、様々な訓練に参加して訓練を重ねておくことが、

いち早く駆けつけ被災者に寄り添えると思い、訓練を受けています。

 

今年は、新宮市と太地町との連携訓練。

 

体験してみたかったという思いはありますが、

 

何よりも住民の安全が一番。

避難されている方々のご無事を祈りながら

 

次回に合同訓練があれば、また参加したいと思います。

 

※この日は、自治会でも朝8時からごみ清掃があり、

大規模訓練と二つ掛け持つつもりで準備していました。

自治会もコロナの関係で住民集合は4年ぶりでした。

画像は自治会の清掃に集まった人々。

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