広域・同時多発災害対応訓練
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事務パートタイマーの玉置です。
熊野は温泉地に恵まれたところです。
私もよく日帰り温泉を利用しますが、
それよりも手軽に利用できるのが足湯です。
足湯は子どもの頃にはあまり親しみがなく、
近くの川湯温泉や湯の峰温泉にもなかったように思います。
いつ頃できたのだろう?と気になり調べてみました。
これといった記録が残っていないそうです。
紀元前の温泉を楽しんでいた時期から、
足湯は冷えを取り除く入浴法として、
楽しまれていたのではないかと言われているそうです。
ちなみに、今のようなフットケアとしての足湯が定着したのは、
江戸時代になってからのことだそうで、
江戸時代の健康に関する書籍を書かれた
「養生訓」の著者である貝原益軒は、
体が弱い妻のため、毎晩のように寝る前に足湯を用意して、
妻の免役を高めて、病を予防するフットケアを実践されたのだそうです。
さらに足湯の効果を引用してみると、
・冷え性改善
・リラックス効果
・不眠解消
・むくみ改善
・免疫力アップの5つだそうです。
特に女性にうれしいのは冷え性の改善。
足湯につかると収縮した足先の血管が拡張し、温まった血液が
ふくらはぎを通して全身に身体を内側から温めるため冷え性も改善し
・お湯に浸かる部分
・浸かる時間
・湯温の3点が重要で
お湯に浸かる部分は、全身に血液を送る役割を担う
ふくらはぎまでがおすすめとか。
浸かる時間は20分程度、
温度は38~40度がベスト。
これらの条件を守ることで
足湯で得られる効果を最大限に引き出せるそうです。
なるほど
私はよく地元の人しか利用しない足湯へ行きます。
温めていると、ご近所の高齢者がやってきます。
昔の話を聞くのがおもしろいので積極的に話しかけます。
しかし現実問題として運転免許を返納したら公共交通機関がなくて
どこにも行けなくなってしまった。歩いて来られるのは足湯くらい。
楽しみと言えばここやね。ということを何人にも聞きました。
この地区では移動手段は切実な問題のよう。
「力になれるかどうかわかりませんが、市会議員さんへは話しておきますね。」と
話すと、たったこれだけの言葉でも気持ちが晴れるようです。
話は横道に反れてしまいましたが、足湯での井戸端会議の話です。
夏の足湯もいいですが、
これからの季節
足を温めて健康に過ごしたいですね。