鈴島のチゴガニ
事務パートタイマーの玉置です。
久しぶりに三輪崎漁港を散策して。
そういえばと思いついたのが、
夏、新宮市三輪崎 鈴島の干潟では
チゴガニの巣穴をたくさんみつけることができます。
潮が引くと一斉に出てきて餌を食べ、
白いはさみを振ってダンスをします。
たくさんのカニが同じリズムで踊る様子には
思わず見とれてしまいます。
ウェービングダンスはオスの求愛ではないかといわれていますが、
確かなことはまだわかっていないようです。
チゴガ二は甲幅1cmほどの小さなカニで、
警戒心が強く、近づくとすぐに巣穴に隠れます。
繁殖期(7月~8月)にはオスはブルーの甲羅に白いはさみと
さわやかな色合いになります。
メスは砂色なので目立ちません。
とにかくとても小さいので、一瞬カニとはわかりにくいですが、
ユニークなダンスには思わず足を止めてしまいます。
さて10月、今年の夏は暑かったので、もしかするとまだ見られるかも、
と期待をして、鈴島へ行ってみました。
いました。いました。
でも、なんとなく秋の佇まい。元気よくとはいきませんでしたが、
相変わらず逃げ足は速い!
数年前、新宮市の観光の仕事をしていた時は、
11月に県の観光課の依頼で
撮影に行ったことがあります。
11月はさすがに無理なんじゃない!
と思いましたが、暖かい日だったこともあり
なんとか撮影して画像を送ることができました。
※巣穴が1cmくらい。左側の石ころのようなのがチゴガニです。
とてもかわいくて癒されるカニです。
ご覧になられたことがない方は来年の夏ぜひ鈴島へ。
干潮ならば100%見ることができます。