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鈴島のチゴガニ

Publish :
2023.10.17
Category :
アスカだよりスタッフブログ

事務パートタイマーの玉置です。

 

久しぶりに三輪崎漁港を散策して。

そういえばと思いついたのが、

夏、新宮市三輪崎 鈴島の干潟では

チゴガニの巣穴をたくさんみつけることができます。

 

潮が引くと一斉に出てきて餌を食べ、

白いはさみを振ってダンスをします。

たくさんのカニが同じリズムで踊る様子には

思わず見とれてしまいます。

 

ウェービングダンスはオスの求愛ではないかといわれていますが、

確かなことはまだわかっていないようです。

 

チゴガ二は甲幅1cmほどの小さなカニで、

警戒心が強く、近づくとすぐに巣穴に隠れます。

繁殖期(7月~8月)にはオスはブルーの甲羅に白いはさみと

さわやかな色合いになります。

メスは砂色なので目立ちません。

とにかくとても小さいので、一瞬カニとはわかりにくいですが、

ユニークなダンスには思わず足を止めてしまいます。

さて10月、今年の夏は暑かったので、もしかするとまだ見られるかも、

と期待をして、鈴島へ行ってみました。

いました。いました。

でも、なんとなく秋の佇まい。元気よくとはいきませんでしたが、

相変わらず逃げ足は速い!

 

数年前、新宮市の観光の仕事をしていた時は、

11月に県の観光課の依頼で

撮影に行ったことがあります。

 

11月はさすがに無理なんじゃない!

と思いましたが、暖かい日だったこともあり

なんとか撮影して画像を送ることができました。

※巣穴が1cmくらい。左側の石ころのようなのがチゴガニです。

 

とてもかわいくて癒されるカニです。

ご覧になられたことがない方は来年の夏ぜひ鈴島へ。

干潮ならば100%見ることができます。

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