3つの「イキカタ」を考える ~生き方・活き方・逝き方~
こんにちは。月曜ブログの窪田です。
先週金曜日の夜は新宮市内でも吹雪いてかなり冷え込みましたね。
皆様あたたかくしてお過ごしください🍊
3つの「イキカタ」を支える ~生き方・活き方・逝き方~
先日12月11日お休みの日に那智勝浦町教育センターにて開催された
鹿児島県にある介護施設株式会社いろ葉の代表取締役中迎聡子さんによる
【3つのイキカタ ~生き方・活き方・逝き方~】のお話会に参加しました。
介護のお話は一見葬儀には関係の無いように思えますが、
だれかの大切な人の最期をお手伝いさせていただく者として
このお話を聞いておかなければ!!と直感的に思ったのです。
結論から言うと、超素晴らしいお話でした。
お話会終了後、とても晴れやかな気持ちで
明日からも頑張ろう!とやる気と勇気が湧いてくるような会でした!
お話は、中迎さんが介護の世界に飛び込んだきっかけから始まります。
大学を卒業し、やりたいことを模索する日々で「なにか違う」と気付き
じゃあ逆に一番やりたくないことをやってみようと介護の世界に飛び込んだ中迎さん。
「お化け屋敷」「暗い」「じめじめ」というイメージで入ったその世界で見たものは
ある意味日本中のどこでも毎日起きている事で、だけど初めて見ると異様な光景です。
お腹がすいていないのに無理やり食べさせられる、したくもない折り紙
寝ているのに無理やり起こされおむつを替えられる、ダサいエプロン、無機質な食器・・・
その人の生活リズム、それまでの生き方が尊重したくてもできない空間です。
ですが、何十人ものお年寄りさんを少ない人員で見ていく介護の現場では
そうせざるを得ないのが現実で、その介護施設が悪いというわけではないのです。
中迎さんはその現場を目の当たりにし、すごくショックを受け
初日のノートに「初心忘れるべからず」と書いたそうです。
そんな世界で問題提起を繰り返しながら3年間頑張ってきた中迎さんに、ある分岐点が訪れます。
「今の施設を辞めて自分の考え方に合った介護施設を日本全国で探そう」
そう思った時、あるお年寄りさんに
「私の家を使ってやりたいことをしなさい」と言ってもらえたのです。
それが「いろ葉」さんの始まりです。
きれいごとばかりではなく、等身大で話す中迎さんの話を聞いて
介護業界に携わったことのない私でも
うんうんと頷きながら中迎さんの世界に入っていきました。
今回の学びは今巷で流行りのグラレコでまとめてみました。
介護のお話はもちろんのこと、
相手の事をよく観察しその人がどんな想いで生きているのかを想像すること
会社におけるチームの作り方や失敗を恐れず挑戦する前向きな心なども学ばせていただきました。
あの話がすごかった!!!と私があれこれ言うよりも
今はとにかく中迎さんの話をもっとたくさんの人たちに聞いてほしい!
という気持ちでいっぱいです。
3つのイキカタについて考える良い時間を過ごすことができました。
今回のお話会は介護施設で働いている私の母を誘って一緒に参加しました。
中迎さんの話や想いに共感し、
私と母そして会場にいた皆さんも泣きながら話を聞きました。
ちなみに母は、このお話を聞いて影響を受け
仕事の中でのお年寄りさんとの関わり方・考え方がいい意味で変わったと
とても感銘を受けていました。
鹿児島までいろ葉さんを見学しに行きたいとまで親子で話が盛り上がっています(笑)
早ければ来年の春に行くかもしれないのでその時はまたレポートします(*^^*)
そして中迎さんは来年の春にまたこの地域に来てお話してくださるそうなので
気になる方はぜひその時に参加してください!
中迎さんを和歌山に連れてきてくださった
主催のイロドリ 中村美奈子さん、お話会開催に携わった皆さんありがとうございました。
最後に・・・
2021年の月曜ブログ私のターンは今回が最後になります
今年も1年間ありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします✨
皆様よいお年をお迎えください。
今日も読んでくださりありがとうございました!
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