豆知識「香典袋の選び方」
おはようございます。月曜ブログの小松です。
更新が遅れて火曜ブログになってしまいました💧
今日のブログは弔問や法要の際に知っておきたい香典袋についての豆知識です(^_^)
香典
香典は元々は香奠と書き、お香を供えるという意味があります。転じてお香を買う代金という意味で香典・香料・香資という言葉になりました。
昔はお米などの食料を持ち寄り、香典としたそうです。お金での香典が全国で一般的となったのは貨幣経済が発達した大正〜昭和初期からのことだそうです。
香典袋
香典を包む香典袋(不祝儀袋とも)は、場合によって表書を使い分けます。
参列する葬儀、または法事の宗教・宗派を確認して選びます。
自分で書く時は、できれば薄墨で書くと良いそうです。悲しんだ涙で墨が薄れるという意味合いがあるそうです。
中に入れるお札は新札は避けます。新札しかない場合は折り目をつければ大丈夫です。
「御霊前」「御佛(仏)前」「御香料」「御玉串料」「お花料」などいろいろ表書の種類がありますよね。
- 仏式の通夜、葬儀では「御霊前」「御佛(仏)前」「御香料」「お香典」
四十九日以降の仏式の年忌法要の際は、故人は仏様になられているので「御佛(仏)前」を使います。
真宗(浄土真宗/真宗大谷派など)、曹洞宗の場合では「御霊前」は使用しないのでお気を付けて下さいね。「御佛(仏)前」が良いそうです。
「御香料」「お香典」は仏式のどの宗派でも大丈夫ですので覚えておきたいですね!
- 神式の通夜、葬儀では「御玉串料」「お供物料」「御霊前」「御榊料」「御神饌料」
- キリスト教の通夜、葬儀では「お花料」「献花料」「御霊前」
カトリックの場合は「御霊前」でも大丈夫ですがプロテスタントの場合は「御霊前」は使用しないそうなので注意しましょう。
- 無宗教または宗派がわからない時は「御霊前」が一般的なようですね
と、ざっとこんな感じだそうです。
表書からもその宗教・宗派のお供えの歴史が見えるようです( ´ ▽ ` )