事務パートタイマーの玉置です。
今や5人に1人がこころの病気になっていると言われている時代。
少し前までは四大疾病。がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病
それに加え、現在はこころの病気をいれて五大疾病に。
こころの病気は、登校拒否や、トラウマによる社会生活拒否、
そして、自ら命を絶つなど、年々増え続けているそうです。
それに伴って、こころのサポーターの必要性も
高まってきているとのことです。
厚生労働省委託事業で和歌山県でも心のサポーター養成講座が
東牟婁振興局で開催されたので受講してきました。
受講された方は、病院関係、役所福祉課、
保健センターの方が多かったですが、
やってみようという気持ちがあれば、
私のような一般市民でも受講できます。
国は100万人のサポーター養成を目指していて、
和歌山県は当面1万人のサポーターを養成したいとのこと。
興味のある方はぜひ毎年開催されているので、
受講していただきたいとおっしゃっていました。
心のサポーターとは、身近な人のこころの不調に気づき、
耳を傾け、“てあて”をすることだそうです。
医者でもなければ心理カウンセラーでもないので、
手当といっても的確な治療ができるわけではありませんが、
こころを病んでいる人は、
病院へ行くのもカウンセラーを受けるのも
自らの考えで行けることは少なく、
やはり周りがいち早く気づいて
言葉をかけることが大切とおっしゃっていました。
話を聞いてもらうことで、やがてこころを開いて話ができる。
気持ちが楽になり、改善されていくこともあるそうです。
そして、個人が希望や夢を持ち、それを達成していくプロセス=リカバリー
その人の強みや能力を生かして生活を再構築していけるように
周りが温かい目で見守り人と社会につながりが持てるように、
症状や障害があっても充実した生活が送れるように、
同じ社会の中で皆が同じように生きていくことができれば素晴らしいですね。