辞書から消えたことば
事務パートタイマーの玉置です。
古い情報になりますが、三省堂の国語辞典から
1000語を超える言葉が削除されたそうですね。
最近はネットで検索するので辞典をほとんど使わなくなりました。
私の昭和の辞書には削除された言葉すら載っていません😞
学生の頃は、辞典で調べていくうちにまたわからなくなり、
その言葉を別の辞典で調べて周りを辞典だらけにして、
そうこうしているうちに、他の言葉に興味を持ってしまい、
結局何を調べていたのかわからなくなることがよく
ました。
さて、辞典から削除された言葉は
「着メロ」「MD」「コギャル」「伝言ダイヤル」「テレカ」
「プラズマディスプレイ」「プロフ」「携番」「スペースシャトル」
「タカラジェンヌ」「マイナスイオン」「垂直飛び」などなど。
・「スペースシャトル」→ミッション終了 歴史的な用語に
・「タカラジェンヌ」→固有名詞を縮小する編集方針
・「マイナスイオン」→疑似科学の疑義
・「垂直飛び」→1999年のスポーツテストで削除 が理由のようです。
消えたといえば、
台形の面積の求め方が2002年教科書から削除されたことがありました。
物事の成り立ちを理解する上で大いに役立つ公式だと思っていたので、
とても残念に感じました。
確かに日常で台形の面積を使うことはほとんどありませんよね。
しかし、2005年度から発展的内容として復活しましたね。
例えば、畑に土を入れるとき、ざっと計算して、何㎥(何ℓ)入れればいいか?とか。
この花壇に10cm土を入れるとしたら、(0.5+3)×4÷2×0.1=0.7㎥→700ℓ 25ℓ入りの土28袋くらい?
知ってると楽なこともたくさんあり、
何より、算数、数学は、物事の理論を組み立てる上でとても重要なのではないか?
偏見かもしれませんが、
理系は、物事を結論(上)から組み立てるので結果がぶれませんが、
文系は、土台(下)から組み立てるので結果がぶれる。
物事には何でも善し悪しがありますので、一概には言い切れませんが。
偉そうな物言いをお許しください。
よく大人は数学なんてできなくても社会に出ても困らない。
何の役にも立たないから。と言いますが、
結果、結論にたどり着く理論を組み立てるには
とても大事なのではないか?と常々思っています。
話はかなり横道に逸れてしまいましたが、
『辞書から消えた言葉だけを集めた辞書』というのもあるらしく、
辞書から消えただけで、この世から抹消されたわけではないのですよね。
少し残念な気持ちになっていましたが、
それほど寂しいことではないんだとわかりました。