地蔵盆ーじぞうぼんー
おはようございます。「木曜どうでしょう」担当の宮本です。
初盆・お盆の時期が過ぎ「夏も終わったなぁ~」と感じる今日この頃ですが、8月にはもう一つの行事ごと『地蔵盆』があります。
『地蔵盆』は毎年8月23~25日に地域の町中にあるお地蔵さまを中心に、子供の成長を願うお祭で日ごろ地域や子供たちを守ってくださっているお地蔵さまをきれいに清めお地蔵さまの前掛けを新調し、お地蔵さまのそばに紅白の提灯を飾り子供たちにお菓子などをふるまったりします。
(町中に立っているお地蔵さま=地蔵菩薩さまは三途の川にある賽の河原で鬼から子供たちを守ってくれる菩薩さまで、閻魔大王の化身だといわれています)
関西地方とその周辺地域もしくは関西とつながりのある町などで3~2日間行いますが、少子化から期間を短縮し1日だけで行う所もあるそうです。
神社やお寺のお祭とは違って地域の皆さんで行うので、かき氷や金魚すくいなどの屋台に近所のおじさんおばちゃんたちが立ち、花火大会などと違って住んでいる地域に密着したお祭りごとって感じがして毎年楽しみにしていました。
(地蔵盆の日はお地蔵さまにお参りするとお菓子がもらえるので子供のころ近所のお地蔵さまをすべて回っていました)
昨今のコロナウイルスの影響からイベント行事を行うのが大変難しくなってきましたが、全国の町中など昔から行ってきた小さなお祭りごとなどの風習までは無くなってほしくないものです。