本文までスキップする

不思議な体験

Publish :
2024.02.06
Category :
アスカだよりスタッフブログ

事務パートタイマーの玉置です。

 

不思議な体験

皆さんも一つや二つ経験があると思います。

 

1987年

弊社の社員のみなさんのほとんど生まれてないのではないかと思いますが、

大阪に住んでいたころのこと。

近所のお節介マダムが一匹の野良猫の赤ちゃんを拾って我が家にやってきました。

「猫を飼うなら白い猫って前に言ってたから、どう?」

どう?と言われても・・白ですか?私にはグレーにしか見えませんが・・・

圧の強いマダムでしたので全く乗り気ではありませんでしたが、一応預かることに

 

ちょうど夫が休暇で家にいたので、

ここで踏ん切りがつく!と期待して見せると

「飼ったら」

「えぇ~よく見てよ。痩せっぽちだし汚いよ」

「洗えば」

なんだよ!飼うのかよ!

 

当時、北海道へ転勤された方の躾けのできていない

雑種の中型犬を情に流され引き取っていたので、

私の気持ちは不満でいっぱいでした。

 

が、どうしたことか足はホームセンターへ

近所の猫飼育の先輩にお願いして向かっていました。

まず、手にしたのが首輪。家猫の印。

(後で考えると犬には必要かもしれないけど、猫には迷惑だったのかもしれない)

あれこれ必要なものを買って、

 

家に帰ってシャンプーをしてみると

なんということでしょう。

真っ白な背中に黒模様がある豆大福のような猫でした。

ふわっふわっ!

 

生後、2か月弱くらいだったでしょうか?女の子。

 

その日は、3時間おきくらいにトイレに座らせました。

すぐにトイレと理解して、

その後は一度も粗相をすることがありませんでした。

※このころはまだデジカメもなく、”写るんです”から取り出しました

それから、19年。大阪、長野、東京暮らしを経験して、

2006年に虹の橋を渡りました。

 

旧江戸川沿いの団地の8階のベランダからよく景色を眺めていたので、

翌年の命日に、骨壺を抱きベランダから景色を眺め思い出を語りかけていました。

 

すると、映画『ネバーエンディングストーリー』のファルコンのように

私を背中に乗せて西の空へと飛び出したのです。

 

19年間家族を支えてくれた猫です。

 

彼女からの強いメッセージと捉え、

2008年、全く白紙の状態で帰郷しました。

 

故郷は高校卒業時のような活気はなく、

考え方も少々後ろ向き。

愕然として、浅はかな帰郷を後悔しました。

※この画像はガラケーからとりだしました

しかし、ある夜彼女が夢枕に立ち

「お母さん、お母さん」

「あのね。ゆっくり話したいんだけど、まだ足りないの」と

どこかに行っては何かを運んできて、忙しそうにそれを繰り返していました。

 

熊野での暮らしは絶対にお母さんにはプラスなんだよ。

そのためには全力で応援するからと言われているようでした。

 

気持ちを新たに前に向け、

 

そして今、穏やかな日々が送れていることに

彼女には感謝してもしきれない。         おしまい

御供物のご注文 🤙 電話をかける 0120-05-3456