リカレント教育
お久ぶりです。
アスカの田中です。
長い暑い夏が終わり
すっかり秋になりましたね。
当社は9月に決算月を迎え
10月より新たに期がスタート致しました。
この新しい期の始まりと共に、3名の新たな仲間が加わりました。
社内雰囲気も良い感じです。
転職という選択は人生の大きな節目です。
多くの選択肢から当社を選んでくれたことに心からの感謝をしています。
企業にとって「人」は最大の財産です。
当社がこれまでやって来れたのも間違いなく「採用」にあります。
優れた戦略戦術、いかなる経営資源よりも「人」が大切です。
会社にとって1丁目1番地は「人」です。
3人はまだ20代
大切に育てて行きます。
人は環境によって成長します。
私自身もチームでつくった環境の中で
日々学び成長しています。
代表として絶えずより良い環境を築き
企業文化を育てることを私の最も大切なミッションと考えております。
地域企業に必要なこと
先日、東牟婁振興局の局長様にご来社いただきました。
地域企業の課題とそれに対する取り組みについて
お話をさせていただきました。
私がまず強く感じているのは、
地域における学び環境の不足です。
もちろん、各職種の現場での経験を通じて学ぶことはあります。
しかし、令和に求められるスキルや知識
特にチームコミュニケーション(組織)に関することです。
例えば人材育成について
リーダーやマネジメントの役割
チーム作りの重要性(インナーブランディング)
心理的安全性
課題へのアプローチ
会議やミーティングの効果的な方法、
モチベーションの向上
そして企業カルチャーを育てる大切さ
これらの学びの機会に触れることが難しい現状です。
地域における教育や研修の取り組みは
確かにハードルが高いものと認識しております。
しかし学びの環境が整えられれば
人は成長し活き活きと働くことに繋がります。
地域が「共創」して環境を整えることが必要です。
また、地域企業の採用に関する課題が深刻です。
「募集をしても人が来ない」という声があり
逆の立場からは「地域には働く場所がない」との声が上がっています。
このように相反する意見をよく聞きます。
私自身も強く感じています。
仕事内容、給与や休日を前面に打ち出すだけでは
採用は難しいです。
人手不足の背景には
人口の絶対数の減少も影響していますが
ただ嘆くだけでは解決には繋がりません。
学び・採用における課題解決は
一朝一夕には難しいです。
学び成長する環境の整備
現在のスタッフがカルチャーや価値観を育むこと
そして仕事の意義や意味を深く理解し
それらを発信することが新たな出会いにリーチする鍵となります。
地域企業が学ぶ環境を整え
「地域で働く」をアップデートしていく必要があります。
これらのことが「地域で働く」を増やすための
地道な策ではないかと信じています。
東牟婁振興局様
ご来社いただきありがとうございました