熊野タイム
事務パートタイマーの玉置です。
9月某日
市立図書館へ。
9月といえども太陽の日差しがきつく、焼けつくような暑さでした。
駐車場は図書館利用者だけでは考えられないくらいの駐車台数で、
イベントかな?ぐらいはすぐに察しがつきました。
でも、できれば図書館に近い所へ駐車したい。
奥へと進むと、あろうことか通路に駐車している車が一台。
完全に道を塞いでいます。
人だかりもあるのですぐに動くのだろうと待っていましたが、
一向に動く気配がありません。
首からネームを下げたイベントの関係者らしき人物も数人いたけど、
集まるだけ集まって何の手配もしない様子です。
仕方なくバックでその袋小路を抜け出し、
ひとまず空いているところへ駐車して、
でも迷惑駐車車両を何とかしたいと思いました。
図書館を利用する人ならこういう停め方はしないだろう。
イベントに来られた人だろうと、考えているところにご婦人が3名通りかかり、
すかさず「どこかでイベントしていますか?」と尋ねたら斯く斯く然々と。
すぐに、迷惑駐車の車のナンバーと車種を写真に撮りイベント会場へと向かいました。
受付にいた方に斯く斯く然々と。画像を見てすぐに呼び出してくださいました。
該当者がいました。
受付の方が「さっきも一度呼び出したんです。でもいなかったんです。」と。
私がナンバーと車種の画像を持っていったので、二度目は呼び出しやすかったとのこと。
その後、駐車場いる数人のイベントスタッフに、両手で〇を作り、
OKであることを知らせ、くだんの件は一件落着しました。
しかし、しか~し
私の頭の中には様々な驚きと疑問が残りました。
・イベント受付の方が一度目呼び出す時、車のナンバーと車種があれば、もっと早く解決していたのではないだろうか?
・駐車場にいたスタッフたちは集まるだけ集まってなぜ解決の行動をしなかったのか?
県外や都会から当地へ引っ越して来られた人たちは、
よくこの『熊野タイム』(別名:無駄な動きの時間)をおっしゃられることがあります。
例えば、雨漏りがするので、修理を依頼すると「近いうちに見に行きます」
待てど暮らせど来ない。再度電話すると「〇○の現場が忙しくて」
こちらの依頼より忙しい現場が優先。
(競合他社の多い都会では依頼を先延ばしなど考えられない)
我が家もこういったことは夫に連絡してもらうようにしていますが、
夫もなかなか日にちを詰められないようで、いつも業者さんはなしのつぶて。
諦めかけたときに、名刺の裏にメモ書きしたものがポストに入っていたりします。
「現場を見に来ましたがお留守だったので、また近いうちにきます。」
そうならそうと、なぜ前日に連絡してくれないのでしょうか?
いろいろがファジー(曖昧)の熊野タイム
これが普通なんだからいたしかたありません。
やはり、課題や問題は速やかに解決する方がメリットがあるような?
時間を無駄にしたくありません。
まだまだ熊野タイムには慣れそうもありません。