ほおずきとお盆
こんにちは。月曜ブログの小松です。
暑い暑いお盆が終わりました。
今日から皆さんお仕事だったり帰省を終えたり日常に戻っている頃でしょうか。おつかれ様です。
今年初盆を迎えられたご家族の皆様、ご準備等大変お忙しかった事と思います。お疲れが残らないようご自愛下さいませ。
合同供養祭
一昨日、8月15日には弊社式場「あすか斎苑」で初精霊を送る「合同供養祭」が無事執り行われました。
ご参列頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
ほおずきとお盆
お盆に三重のお墓にお参りに行った時に、ほおずきをお供えしているお墓がいくつかあり、オレンジ色が鮮やかできれいでした。
実家の方ではお盆に特に鬼灯を飾らないので物珍しくもあり、目を引いたので鬼灯について調べてみました。
調べると6月〜9月が時期で、漢字では鬼灯や鬼燈、酸漿とも書くそうです。
鈴なりになった袋状の姿は名前の通り小さい提灯のようです。英語でもChinese lantern plantというそうです。
お盆の時期はご先祖様の目印になるように提灯を飾りますから鬼灯はぴったりなお飾りなんですね。
子供の頃、祖母に教えてもらって鬼灯の中の赤い実をよく揉み解して種を取り出し、笛を作った覚えがあります。皮が破れないように取り出すのが難しく苦戦しました。笛にして鳴らすところまでなかなかたどり着けなかったような…。
そうやって作った笛を鳴らす頬の様子から頬突き(ほほつき)→ほおずきとなったという説もあるみたいです。
中が空洞なため、お盆に帰ってきたご先祖様の霊が宿る、神秘的な力が宿る、などと考えられていたという話も残っているようです。
観賞用のよくみる赤いほおずきは日本原産なので、仏教では特にほおずきをお飾りするといった決まりがあるわけではなく、日本の風習みたいですね。
外国では黄色い食用ほおずきがポピュラーなようですが、日本の赤いほおずきは毒性があるのでご注意を。
黄色いほおずきはフルーツほおずきと言うようです。気になるので一度食べてみたいです!