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彼岸の法要

Publish :
2024.03.19
Category :
アスカだよりスタッフブログ

事務パートタイマーの玉置です。

 

三重県紀和町花井は、無住無人の集落です。

それでも10軒の檀家で高座山吉祥寺を護っています。

近隣に住んでいるのは3軒。

夫婦が揃っていて比較的動けるウチが総代を引き受けています。

18日

和歌山県からお坊様をお迎えして彼岸の法要が執り行われました。

 

お寺には電気、水道、ガスがありません。

 

前日にアスカフューネラルサプライで買った

「ご先祖さま」のお霊供膳や

須弥壇にお供えする供物などを準備して、

早朝、お寺へと向かいました。

京阪神から近隣から人々が集まり、手分けして準備をします。

 

今年は初彼岸や1年忌のお宅があり、20人ほど集まりました。

普段の倍の人数です。

あれが足りない。これが足りない。とドタバタしましたが、

 

今後は、簡素化できるものはそのようにやっていこう。

役を引き受けてくれているだけで有難い。と

皆さんに励ましていただき、なんとか彼岸の法要を済ませることができました。

法要後のお坊様の説法を有難く楽しみにしている人もいるのですが、

奥熊野のお坊様事情もお一人で六カ寺ほど掛け持ちされているとのことで、

最近は、説法はリーフレットになりました。

 

今年の有難いお言葉は

「おかげさま 学んで気づいて」 でした。

お釈迦様がお説きになられた教えは総じて

「八万四千の法門」と呼ばれています。

まさしく学ぶにもまなびきれないほどの教えが、

私たちのまわりには満ち満ちています。

その教えを学ぶという誓願(ちかい)を叶えるため、

私たちにできることは「真似る」ということ。

お釈迦様の生き方を真似るのです。

真似るだけでは学びを深めることができません。

なぜなら「気づき」がないからだそうです。

 

気づきを持って行動すること。

 

学んで、気づいて

とても大事な言葉に一つ一つを嚙みしめて帰途につきました。

御供物のご注文 🤙 電話をかける 0120-05-3456