『手話奉仕員養成講座』終了 これから
事務パートタイマーの玉置です。
「私が手話を習おうと思ったきっかけは、
ろう者と友達になりたかったからです。
そして、趣味のスポーツウェルネス吹矢で、
障がい者サポートの資格を取りたいからです。
手話は難しいけれど、
3月からは新宮市手話サークルに加入して頑張りたいです。
皆さんお世話になりました。」
これは、先週の木曜日に行われた『手話奉仕員養成講座』の
閉講式で私が発表した手話についての感想です。
どうにかこうにか手話でやれました。
何度もお伝えしていますが、私はまだ手話取得には程遠く、
日々努力を重ねていくしかありません。
この手話講座の感想発表で
「一番にやる人」の問いかけに真っ先に手を上げ、
小学生のごとくハイハイハイと自己アピールしました。
そして一番に発表しました。
下手を自覚していますので、一番にやらなければ悪目立ちします。
この一発勝負に向けて家で何度も何度も鏡を見ながら練習をしました。
しかし、今日のブログで一番に書きたかったことは、
前日の水曜日に新宮市福祉センターで行われている
手話サークル虹へ見学に行きました。
自己紹介をどうにかこうにかして、
メンバーの皆さんの手話は早くてほとんど理解?読解できません。
ろう者の先生(手話講座の先生でもあり)が、
すごく気を遣ってくださって、
私がわかる手話で皆さんへも話かけてくださいました。
「好きな教科は何?」
「好きなスポーツは何?」
それでもメンバーの指がサササと動き、
私が読解できていないとわかると
手話ではなくジェスチャーに変えてくれました。
先生のさりげない気遣いに
胸がいっぱいになりました。
私はこのように他人に寄り添うことができるだろうか?
失礼のないようにこれからも頑張ろうと思います。
手話を通してろう者と健聴者は
身近な地域で、対話と交流を大事にしながら
みんなで学びあう関係を築いていく。
そこで課題に気づけばみんなで解決に向けて話し、動く。
さらに、そこに何らかのバリアーがあれば
みんなで話し取り除く努力をする。
身近な地域でともに学ぶことに意義がある。
完全バリアフリーを目指して
社会が変わることを願って、
私も相手の立場を理解し、学んでいきたいと思います。