努力ってなんか下品
事務パートタイマーの玉置です。
先日新聞で『努力ってなんか下品』というコラムを読んで、
その言葉に納得してしまいました。
もちろん、努力をすることが良くないということではなく
努力というのはさりげなくするもので
頑張っています。
努力しています。
を前面に出すものではないということですよね。
三重県紀北町 城ノ浜海水浴場
私のようなシニアは若い人たちに対して戦える武器がないので
ついつい若い頃の武勇伝を話してしまうことがあります。
でもそれは、シニア間の方が顕著に表れるかもしれません。
仲間に、思っていた以上の力や結果が出た時、うっかり話してしまい、
それを上回る武勇伝を聞かされることが多々あります。
相槌や賞賛の言葉をかけながらも、心の中では話を被せるのではなく、
一応先に一緒に喜んで讃えてあげようよ。と
思うことがよくあります。
努力ってなんか下品に戻りますが、
第一、向上を目指す人はそれを前面に出したりしないものですよね。
なにより、今自身が積み重ねていることを
努力だとは思っていないのではないでしょうか。
自分にとって必要なことだから
当たり前に、情報を集めたり、実践したりしていることでしょう。
かくいう私も『なんか下品』という人生を送ってきた気がします。
頑張るとはこういうことだよ!と
他人にも押し付けてきたようにも思います。
片付け物をしていて、
昔の年賀状などが出てくると、一言コメントに
「あなたの頑張りには・・・・」
「あなたを目標として・・・・」などと書かれています。
なんと嫌味な人生を送ってきたことかと愕然とします。
当の私はこう言ってもらって気分が良かったのだろうか?
愚かさに気づくのが遅すぎた気もします。
関わってくださった人の中には
心を悩まれた方がいたのではないかと思います。
まさしく、懺悔!懺悔!六根清浄です。
三重県紀北町 道の駅紀伊長島マンボウ 片上池
頑張ることは大事だけど、頑張りすぎなくていいよ。という意味で、
『後ろ向き名言100選 弱った心がラクになる』という本を見つけ、
早速、買ってみました。(今お取り寄せ中)
弱った心とはちょっと無縁ですが、
無縁の知識もまた、それはそれで必要ではないかと思ったのです。